住宅は購入と賃貸、どっちが正解?

住宅は購入と賃貸、どっちが正解?

住宅は購入するほうがお得なのか、賃貸でいるほうがお得なのか。一度は頭を悩ませる人が多いこの問題。実際のところどうなのか、シミュレーションをしている多くのサイトの答えは金額的には大差ないというもの。。ではどちらが「自分の生活に合っている」のでしょうか。金額だけではなく、将来的なことや、それぞれのリスクを含めて客観的に比較しましょう。

購入と賃貸、自分のライフスタイルに合うのはどっち?

一長一短あるように見える購入と賃貸の比較。自分のライフスタイルには、どちらが合ってるのでしょうか。

購入 賃貸
資産価値 有り 無し
毎月の支払 ローン+管理費(約3万程度) 家賃+管理費
(1万円以下が多い)
家賃以外の出費 固定資産税(毎年) 更新手数料(2年ごと)
転勤や隣人トラブルでの住替え 売却や買い替えなどが必要
※賃貸にする場合、残債があると違約金が発生することもある
引越し
※引越し費用がかかる
設備 購入時の最新設備
※古くなって交換するときに費用がかかる
最新設備の家に引越し
※引越し費用がかかる
内装の変更 自由
※リフォーム費用がかかる
基本的にNG
※自分好みの物件に引越し
※引越し費用がかかる
収入が減った時 ローンの見直しor売却
※通常ローンは金利から支払われる場合が多いので元金が減ってないこともある
家賃の安い物件に引越し
※引越し費用がかかる
災害などで家が崩壊 保険適応外の災害は自己負担で修理 引越し
※引越し費用がかかる
大黒柱が死亡 団体信用保険でローン支払い免除、その後は固定資産税+管理費が必要 家賃の支払は変わらず
老後生活 ローン終了後は、固定資産税、管理費、介護用リフォーム費用が必要 家賃+管理費

老後の安心が欲しい方は購入。転勤などで住替えが多い方は、賃貸のほうが気軽ですね。ライフスタイルだけでなく、「どっちが好き」という考え方にもよって変わりそうです。ではリスク対策は同じで良いのでしょうか。

住宅購入する人のリスク対策は?

購入時に、物件価格の3%前後と頭金というまとまったお金が必要になりますが、住宅ローンは一定期間で終わります。老後、収入が減少した時に、住宅ローンの支払いがないという安心感は大きなメリットです。
マイホームを手に入れたという満足感、自由にリフォームができるという楽しみがあります。ではどのようなリスク対策をすれば良いのでしょう。

価格が下がりにくい物件を購入すべし

収入が下がったり、やむを得ない事情で売却するときに、物件価格が大幅に下落してしまうのは避けたいところ。住宅ローンは通常金利から払われる場合が多いので、短期間の支払いだと元金がほとんど残ってしまう可能性もあります。そうなると、売るに売れないということも。

生命保険の加入は必須

住宅ローンを組む時に一緒に加入する団信(団体信用生命保険)。フラット35の場合、団信の加入は任意になりますが、その分民間の生命保険などでカバーする必要があります。
無保険の場合、大黒柱に万が一のことがあった時には、住宅ローンは大きな負担として残された家族にのしかかります。働けなくなった時のことも想定して、保険を見直しましょう。

老後のリフォーム費用の準備

若いころに購入したマイホーム。40年も過ぎたころには家も設備も古くなり、修理が必要になります。また年老いて、今は平気な段差がつらくなったり、介護が必要になることも想定されます。
その時必要なリフォームをするための費用を準備しておきましょう。老後の生活資金とは別に準備することが大切です。

賃貸住宅に住む人のリスク対策は?

転勤が多い職種や、お子様が生まれた場合、親の介護で同居が必要になったときなど、さまざまなライフイベントにあわせて自由に住替えることが賃貸の最大の魅力。ただし気軽に引っ越すためには初期費用くらいの予備費が必要です。
住宅ローンのプレッシャーもなく、地震や災害で家を失うというリスクもないため、精神的に気楽です。では、どのようなリスク対策をすれば良いのでしょうか。

老後の貯蓄が大切

賃貸物件は資産になりません。定年退職後、年金だけの収入になったときに住居費は大きな負担になります。老後の生活費をしっかり準備する必要があります。個人年金や終身保険などを活用してかしこく老後資金を作りましょう。

働けなくなったときの対策

病気で働けなくなった場合でも固定費として家賃は発生します。収入が激減した時のリスク管理をする必要があります。働けなくなった場合を想定して、医療保険やがん保険を見直しましょう。また、収入保障保険も働けなくなった場合、毎月の収入をカバーしてくれる保険なのでオススメです。

生命保険の加入は必須

大黒柱に万が一のことがあっても、家賃は払い続けないといけません。賃貸では入居時に団信のような保険加入は必須ではありませんが、生命保険に加入しておきましょう。生命保険に加入することで、万が一の時は家族の生活を守れます。住替えなどで引越すときは、加入している生命保険の保障額が充分か確認することが大切です。

住宅購入と賃貸は、50年間でかかる費用総額は大差ありません。ライフスタイルや考え方次第でご自身、ご家庭にあった方法があります。いずれにしても、長い目で将来を見ることと、賢くリスク対策をすることが大切ですね。
かわなかりさ

家計の時間ライター

大阪出身。化粧品会社を経営している美容一家で育ち、ビューティーアドバイザーとしてたくさんの女性の悩みを解決。 出産後、食の細い娘のためにキャラ弁を作りをはじめ、その後キャラ弁講師となりイベントや雑誌に出演。現在は、シニアライフプランナー時代の保険コンサルティングの経験を生かし、子育て中の立場から、家計、保険、住宅購入などマネーのライターとして活躍中。

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