平均金融資産額は1,615万円!一方、金融資産がない世帯は約30%に

平均金融資産額は1,615万円!一方、金融資産がない世帯は約30%に

なかなか貯蓄が増えない、なんて悩みを抱えている人は意外と多いようです。世の中の人は、いったいどれくらいの貯蓄があるのでしょうか。

金融資産がない世帯は30.9%

平均金融資産額は1,615万円!一方、金融資産がない世帯は約30%に

平均金融資産額は1,615万円!一方、金融資産がない世帯は約30%に

Reference:金融広報中央委員会 2016年 家計の金融行動による世論調査

日本銀行の金融広報中央委員会が行った2016年「家計の金融行動による世論調査」から、世帯員が2人以上の世帯の調査データをまとめた「二人以上世帯調査」によると、「金融資産を保有していない」と答えた世帯は、全体の30.9%でした。

ここでいう金融資産とは、預貯金、生命保険、個人年金、株式、投資信託などを指し、日常的に使うお金は含まれていません。金融資産を保有していないと答えた世帯の42.1%が「銀行や証券口座の残高がない」「口座を保有していない」に当てはまるとしています。

年齢に関係なく一定数は金融資産ゼロ?

平均金融資産額は1,615万円!一方、金融資産がない世帯は約30%に

若いころは収入が低く、貯蓄する余裕がないのかもしれません。ではお金に余裕がありそうな年齢の高い人は、しっかり貯めているのでしょうか。年代別の金融資産ゼロの割合をみてみました。

平均金融資産額は1,615万円!一方、金融資産がない世帯は約30%に

Reference:金融広報中央委員会 2016年 家計の金融行動による世論調査

20代の金融資産ゼロ率は45.3%と群を抜いていますが、40代、50代でも約3割は金融資産を保有していないと回答しています。 年齢に関係なく、金融資産がない世帯は一定数いました。

年収1,000万円以上でも貯蓄ゼロ世帯はいる

金融資産を保有していない世帯を年収別にみてみましょう。

平均金融資産額は1,615万円!一方、金融資産がない世帯は約30%に

そもそも収入がない世帯や、世帯年収が300万円以下の世帯は、生活をするのに追われて貯蓄が難しいのかもしれません。

平均金融資産額は1,615万円!一方、金融資産がない世帯は約30%に

Reference:金融広報中央委員会 2016年 家計の金融行動による世論調査

しかし年収が1,000万円以上でも29.0%の世帯は貯蓄ができていないことがわかりました。ひょっとするとたんす預金をしている可能性もありますが、貯蓄できない事情としては、生活費や教育費がかさみ、家計を圧迫していることが考えられそうです。

貯蓄をしている世帯の平均金融資産保有額は1,615万円

平均金融資産額は1,615万円!一方、金融資産がない世帯は約30%に

金融資産を保有していない世帯は30.9%でした。では残りの世帯は、どれくらい貯蓄をしているのでしょうか。

金融資産保有額の平均値は、1,615万円。内訳は、預貯金が893万円、保険は408万円、有価証券は262万円、その他が52万円でした。

金融資産を保有する目的でもっとも多かったのは「老後の生活資金(70.5%)」、次いで「病気や不時の災害への備え(63.7%)」でした。収入が途絶えたときの備えとして、貯蓄をされている人が多いようです。

東日本大震災で津波の被害があったときに、たくさんの金庫が流されたことが海外のメディアで話題になり、日本人の「たんす預金の多さ」が明るみに出ました。このような金庫は、保有者の特定が難しいことから、持ち主のもとへ戻る確率が低いことが問題です。災害に備える意味では、銀行口座などの金融資産はあったほうが安心なのかもしれません。

金融資産を保有している世帯の平均金融資産額は1,615万円、30.9%いる金融資産ゼロ世帯と大きな格差があります。貯蓄をしたくてもできない人、浪費癖がある人、さまざまだとは思いますが、まずは3ヶ月分の生活費を貯めることからはじめるといいでしょう。【貯蓄の達人に聞く!】ゼロから始める貯金1,000万円計画!3つのステップもご参照ください。

かわなかりさ

家計の時間ライター

大阪出身。化粧品会社を経営している美容一家で育ち、ビューティーアドバイザーとしてたくさんの女性の悩みを解決。 出産後、食の細い娘のためにキャラ弁を作りをはじめ、その後キャラ弁講師となりイベントや雑誌に出演。現在は、シニアライフプランナー時代の保険コンサルティングの経験を生かし、子育て中の立場から、家計、保険、住宅購入などマネーのライターとして活躍中。

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