ランニングコストが安い暖房器具は?快適な節約は「ミックス暖房」がカギ

ランニングコストが安い暖房器具は?快適な節約は「ミックス暖房」がカギ

朝は布団から離れたくないと思う季節になりました。そこで、ついつい付けてしまう暖房器具。家電量販店ではたくさんの暖房器具が売られていますが、ランニングコストが安いのは一体どれでしょうか。

時間あたりの光熱費が一番安いのは「こたつ」

人口の多い東京都で、使用世帯数の多い料金プラン(2015年11月時点)をもとに計算しました。製品は価格.comの売れ筋ランキング1位を参考に。8時間使ったとして1時間の平均熱量に金額をかけて計算します。

気になるランキングはこちら。

ランキング製品名1時間あたりの光熱費売れ筋の参考製品価格
1位こたつ4.3円5,378円~10,778円
2位小型エアコン
(6畳用)
6.1円35,800円~59,800円
3位電気ストーブ
(300w)
7.8円4,680円~5,280円
4位電気カーペット9.0円4,617円~10,778円
5位ガス床暖房14.3円40万円程度
6位石油ファンヒーター16.7円17,116円~22,700円
7位大型エアコン
(17畳以上用)
19.4円136,800円~179,800円
8位石油ストーブ21.4円15,010円~16,791円
9位ガスファンヒーター25.4円24,000円~28,400円
10位カーボンヒーター
(1150w~330w)
29.9円22,800円~32,184円
11位オイルヒーター39.0円19,548円~21,800円
※電力会社やガス会社、製品によって金額が変わるので、参考程度にしてください。

ダントツ1位は「こたつ」。ランニングコストだけでなく、製品価格も安価なので家計に優しい暖房器具といえるでしょう。デメリットは部屋全体が暖まらないことと、こたつ布団の掃除がしにくいことです。とはいえ、家族だんらんの場所になりやすいことから、ランニングコスト以外のメリットも大きい家電ですね。

一日中、部屋を暖めるには「エアコン」が優秀

長時間部屋全体を暖め、温度をキープするならエアコンが優秀です。ただし、温度を上げるのにパワーを使うため、こまめな電源OFFは節電になりません。エアコンを使う方は「夏より冬のほうが高くなる?エアコンの電気代を節約する3つの方法【冬編】」の記事もどうぞ、ご参考に。

短時間で部屋全体を暖めるには「石油ファンヒーター」

部屋をすぐに暖かくしたいなら、石油ファンヒーターがオススメ。部屋を暖めるスピードは、火を使うだけあってピカイチです。ガスファンヒーターも暖かくなるスピードが速いのですが、製品価格、ランニングコストの面で見ると、石油ファンヒーターがお得です。ただし、給油の手間と、こまめな換気が必要になります。

「ミックス暖房」で節約!

複数の暖房器具のイイトコドリをするのもひとつの方法。たとえば、最初に石油ファンヒーターで部屋を暖めてから、エアコンに切り替えることでランニングコストを抑えることができます。石油ファンヒーターは急速に部屋を暖めるのが得意。エアコンは温度キープが得意。ふたつの得意な部分をミックスして使うことで節約するのです。

また、部屋の設定温度を低くし、こたつを「低」で使用するのも、良い方法ですね。

目的によって使う暖房を変える

ランニングコストの安さについつい注目したくなりますが、それだけで判断するのはよくありません。たとえば、300wの電気ストーブはランニングコストは安いものの、パワーが小さく、広い部屋だとなかなか暖かくなりません。一方で、トイレや脱衣所などの狭い空間で短時間使うには向いています。

部屋の大きさや家族構成などに合わせて、ピッタリの暖房器具を使えると良いですね。

電気、ガス、灯油、それぞれの暖房器具を組み合わせるメリットは、節約だけではありません。というのも、地震などでライフラインが止まったときに、何かが使える可能性があるからです。実際、真冬に起こった阪神大震災でライフラインが止まったとき、1台の灯油ストーブがわが家の5人と猫3匹を助けてくれました。

リスク管理や、ランニングコストを考えると、部屋によって使う暖房器具を変えるのも一案です。

かわなかりさ

家計の時間ライター

大阪出身。化粧品会社を経営している美容一家で育ち、ビューティーアドバイザーとしてたくさんの女性の悩みを解決。 出産後、食の細い娘のためにキャラ弁を作りをはじめ、その後キャラ弁講師となりイベントや雑誌に出演。現在は、シニアライフプランナー時代の保険コンサルティングの経験を生かし、子育て中の立場から、家計、保険、住宅購入などマネーのライターとして活躍中。

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